育児中ママで被災地支援 ルーベッシュ裕子さん


チャリティーイベントを企画

 子育て中のママたちで立ち上げたチャリティーイベント企画グループ「プロジェクトOhana」の代表を務める。「Ohana」はハワイ語で「家族」や「大切な仲間」の意味。ウッディタウン市民センター(三田市)で親子向けの「Ohanaフェス」を開き、収益を全額被災地に寄付している。6月24日の午前10時から午後零時半まで、3回目となるフェスを行う。

 プロジェクトのきっかけは、昨年5月に起きたハワイ島キラウエア火山の噴火だった。丹波市でALT(外国語指導助手)をしていたアメリカ出身のトロイさんと結婚後、トロイさんの大学院進学を機にハワイに移住。ハワイでの約3年間の生活は、大変なことも多かったが、多くの人に助けられた。そのハワイでの被災ニュースを見て、「自分にも何かできないか」と強く心を揺さぶられた。

 フェスでは、親子リトミック、コンサート、ハワイアンマッサージ、占い、フリーマーケットなどを開催している。1回目の収益2万5000円は、被災した子どもや家族のケアをする現地団体に寄付。遠く日本からの心のこもった寄付に、代表から直筆のお礼が届き、「大きな額ではなかったけど、人が人として役に立つのに大小はないのかも」と思えた。

 「チャリティーイベントをするようになって、自分が変わった気がする」。4歳と2歳の子の育児と家事で手いっぱいの日々だが、「人のために動くことで、結果として自分の身近にある大切なものを再認識している」と話す。フェスにかかわったお母さんたちもリフレッシュでき、その笑顔が誰かの支援につながることをめざしている。

 丹波市出身。40歳。