うま味多い豚肉「丹波栗きん豚」 ネットで全国販売 丹波栗をエサに成長


丹波栗きん豚の精肉と、豚まんの新商品「あげとんまん」の販売を始めた吉吉の吉見代表(右)と妻の順子さん=兵庫県丹波市春日町小多利で

 兵庫と京都にまたがる丹波地域の特産品「丹波栗」のB級品をエサに与えて育てた「丹波栗きん豚」を使った手作り豚まんを提供する店「吉吉」(兵庫県丹波市春日町小多利、吉見憲明代表)が、丹波栗きん豚の精肉の一般販売を始めた。これまで精肉を扱っていたスーパーが販売をやめたため、全国で同店のみが取り扱っている。部位によってはインターネットでも販売している。

 「丹波栗きん豚」は、同市内の飼料販売業者の提案により開発された豚。うま味成分の高く、臭みがなく甘味があるのが特長。

 精肉は肩ロース(100グラム300円)、モモスライス(500グラム980円)、腕コマ切れ(500グラム780円)、ヘレカツ(100グラム308円)、スペアリブカット(100グラム158円)でいずれも税抜き。基本的に冷凍品の販売。予約をすれば冷蔵品を購入でき、週1回の入荷で、火曜に予約すれば翌週の火曜に店舗で手渡す。インターネットではモモスライスを扱っている。

 同店の看板商品は丹波栗きん豚を使った豚まん「丹波栗きん豚まん」。吉見代表は2016年に脱サラし、自宅に隣接して加工場をつくり豚まん製造を開始。イベント出店する傍ら、17年には加工場横に店舗を設置し、販売を始めた。妻の順子さんとともに豚まん製造に取り組む吉見代表は、「丹波栗きん豚に出会って豚まんの製造販売を始めたので、精肉も販売できてうれしい。ニーズが増えれば、他の部位も販売したい」と話す。

 また、丹波栗きん豚まんを油で揚げた新商品「あげとんまん」を開発した。1つ300円(税込み)。夏用の商品として開発したもので、ポン酢をかけて食べるのがおすすめという。店舗のみでの取り扱いだが、ゆくゆくはイベントでも販売する計画。

 インターネットでは、豚まんは「栗きん豚まん」と「カレー大人味」を扱っている。詳細は同店ホームページ(http://www.yoshiyoshi.jp/)。店舗営業は火―土曜の午前11時―午後5時。

   丹波市