戦国武将を食べちゃう 光秀や「赤鬼」をクッキーに 「丹波平定戦」のまち


写真・企画した新商品をPRする吉住委員長(右)と中川さん=2019年6月27日午後3時15分、兵庫県丹波市氷上町成松で

 戦国武将を食べちゃう―。兵庫県丹波市の黒井城跡地域活性化委員会(吉住孝信委員長)が、来年放映のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にちなみ企画した観光みやげ商品「丹波戦国名将伝―プリントクッキー」の販売が始まった(14枚入り、税別500円)。2頭身の明智光秀らかわいい武将が描かれている。丹波市内や近隣の光秀ゆかりの市町60店舗で販売される。

 天正年間、黒井城があった丹波国では、織田信長の命を受けた光秀が、丹波国平定戦「丹波攻め」を繰り広げた。同3年、黒井城主・赤井(荻野)悪右衛門直正との戦いでは、直正が光秀軍を挟み撃ちにする戦法「赤井の呼び込み戦法」を展開し、光秀は敗走。この作戦は、同県篠山市の八上城主・波多野秀治が赤井方に寝返ったことに起因するともいわれ、直正と秀治との間にかねてからの密約があった可能性もあるという。光秀は同6年、再び黒井城を攻め、直正を病で失っていた赤井方は敗れ、黒井城は落城した。

 

 クッキーは、光秀、直正、秀治、細川忠興、細川ガラシャのイラストをパッケージに描くと共に、クッキーにもイラストがプリントされている。

 イラストは光秀や直正の写実的なイラストも手掛けている同市の中川英明さん(34)が担当。中川さんは「写実的に描いた光秀らの武将と対比になるようデフォルメしたデザインにした」と話している。

 売上の2%が同委員会の収入になる。同委員会は、7月下旬ごろに第2弾の商品も予定している。