田舎の女性の「起業」応援 連続セミナーが開講


写真・起業した先輩受講生らに体験などを聞くセミナー参加者ら=2019年7月15日午後4時3分、兵庫県丹波市柏原町で

 兵庫県丹波県民局が主催するビジネスプラン作成講座「女性のためのスキルアップセミナー」がこのほど、同県丹波市柏原町の「たんば黎明館」で開講した。女性同士がつながりをつくりながら起業をめざす事業で、3年目。今年度は兵庫・丹波地域(丹波市、丹波篠山市)の女性18人が受講しており、初回は起業した先輩受講生らによるパネルディスカッションなどが行われた。専門家による目標設定や個別相談などを経て、来年2月に自身のプランを発表する。

 パネリストを務めたのは、ウェブデザイナーの伊藤由起さん、ハンドメイドアクセサリー販売の辻聖子さん、ダンスインストラクターの植野さやかさん、グラフィックデザイナーの安田真理さん、子ども服オンラインショップ経営の細見幸子さん。一般社団法人ユアーズファンナップ代表理事で、税理士の津田弘一さんがファシリテーターを務めた。

 起業を決めた最初の一歩について、パネリストらは、「起業塾の個別相談で『やったらいいやん』と後押しされたのがきっかけになった」、「フリーランスになった元同僚の働く姿を見て、自分も自由に生きていいんだと気づいた」など、人とのかかわりがきっかけになったという声や、「これまでやってきた仕事を分析して、自分のモチベーションが上がる共通点を見つけた」、「漠然と何とかなると思っていたが、プランをシートに起こしてみて現実的になった」などそれぞれの体験を伝えた。

 受講生は20―70歳代までと幅広く、中心は30歳代の子育て世代。会場では託児サービスがあり、夫や小さい子どもたちの姿もあった。毎年、多くの受講生がセミナー後にビジネスを始めている。