全日本武術太極拳選手権で念願の入賞 小畠睦さん(丹波市山南町谷川)


 
出場5回目で念願叶う

 武術太極拳の日本一を競う「第36回全日本武術太極拳選手権大会」(公益社団法人日本武術太極拳連盟主催)がこのほど、岡山市で行われ、「女子太極剣・刀の部」で9位入賞を果たした。「(10位以内の)入賞はそびえ立つ壁だったので、夢みたいな気持ち。やっとここまで来られた。夢が叶った」と喜んでいる。

 低血圧で貧血ぎみだったが、31歳の時、血流を良くしようと、地元の太極拳教室に通った。1カ月後、全日本大会をテレビで見て、「健康づくりと思っていた太極拳だったけれど、そのかっこ良さにひかれ、資格をとろう」と思い、三田太極拳協会に所属。技に磨きをかけた。
 県大会で優勝するまでになり、今年2月の県大会「女子太極剣・刀の部」で4連覇を果たし、全日本出場(出場枠2)を決めた。全日本のこれまでの成績は、県2位で出場した4年前が14位、その後、17位、14位、13位と徐々に順位を上げた。

 今年の全日本は東京五輪の影響で岡山開催のため、指導する丹波新聞社で開講の丹波カルチャー教室生や、駒ヶ谷体育館で開講の三田協会の教室生たちが大勢、応援に駆け付けた。全日本の同部には76人が出場した。剣を手にしながら、42の型を演武する「42式太極剣」を披露。5人が審査し、最低、最高点を除いた3人の有効平均点8・730を記録した。「たくさんの応援があったので、平常心で、いつも通りの演武ができた。来年も岡山で開催されるので、入賞したい」と話す。

 現在、太極拳3段、太極拳A級指導員の資格を持ち、県の昇段試験の審判員を務める。「太極拳は健康法、競技としても楽しめる。もっと普及させていきたい」。48歳。