農道に”財務大臣”も登場 盆の風物詩「案山子まつり」


「老後2000万円問題」で物議をかもした麻生財務大臣をモチーフにしたかかし=兵庫県丹波市市島町北奥で

 兵庫県丹波市市島町鴨庄地区のお盆の風物詩「案山子まつり」が同町北奥で始まった。農道約340メートルにわたって、同地区の住民らが趣向を凝らして制作したかかし51体がずらりと並び、来場者を楽しませている。23日まで。

来年開幕の東京オリンピック・パラリンピックのマスコットキャラクター「ミライトワ」や、アメリカのプロバスケットボールチーム「ワシントン・ウィザーズ」で活躍中の八村塁選手、「令和おじさん」として話題になった菅義偉官房長官などのかかしがお目見え。

また、「老後2000万円問題」で物議をかもした麻生太郎財務大臣をモチーフにした人形に「早くためろよ」の吹き出しを付けるなど風刺のきいたかかしや、人が近づくとセンサーが反応し、くるくると回転したり、目が光ったりするハイテクかかしも注目を集めていた。

趣向を凝らしたかかしが並ぶ会場

 主催した鴨庄地区自治振興会の副会長、木寺章さん(72)は、「かかしのでき具合も大切だが、なにより、制作過程で住民が寄り合い、同じ目標に向かって汗を流してきたことが大事なこと。こうして人がつながっていくことが地域づくりの基本だと思う。準備の大変なイベントですが、これからも頑張って続けていきますよ」とほほ笑んでいた。