旅券申請に但馬地区へ

2019.08.18
未―コラム記者ノート

 子どものパスポートの申請が必要になり、お盆休みに済ましておこうと、以前、申請したことのある旅券事務所尼崎出張所の場所や受付時間を下調べ。すると、「お盆期間は大変混雑。数時間待ちになる場合も」と注意書きがされていた。お盆休みのテレビで但馬空港が紹介されていたので、見学がてら、旅券事務所但馬空港窓口の方へ申請に行ってみることにした。

 日高神鍋高原ICまで伸びている北近畿豊岡道を使えば、遠阪トンネル以外は無料区間なので安くて早い。氷上ICからだと但馬空港まで約1時間で到着。空港前の無料駐車場に止め、すぐそばの旅券窓口でパスポートを申請する時には誰も来所者がおらず、スムーズな申請を喜ぶ一方、兵庫県中北部唯一の旅券窓口をもっと多くの人に有効活用してもらえないものかと思案した。

 空港そばに旅券窓口が必要である特別な理由がないのであれば、兵庫中部の人がパスポート申請・受取に行きやすくするため、同じ但馬地区でも南部にある養父市、朝来市辺りに旅券窓口を移転すれば利用者が増えるのになあとふと思った。(坂井謙介)

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