来年度から夏休み短縮へ 授業時数確保で5日短く 学習指導要領変更受け


 兵庫県丹波市教育委員会は、来年度から市内小中学校の夏休みを中心とした長期休暇を、今年度より計5日間短縮する方向で検討を進めている。

 来年度から学習指導要領が変わり、授業時数が増えることに伴うもの。夏場にも授業ができるよう、エアコン設置を進めており、今年度中に全小中学校に配備される予定。

 長期休みの短縮については、すでに各学校に通知しており、現在、教員らに意見を聞いたり、給食日数の調整をしたりしている。いつにするかは複数案がある段階で、「夏休みの8月末を中心に、冬休みなども含めて検討している」(市教委)という。

 最終決定は、学校の休業日を定めた学校管理運営規則の変更事項として、12月議会に提案される見通し。

 2020年度から、小学3―6年生の授業時数が、17年度と比べて35時間増える。3・4年生の外国語活動、5・6年生の英語教科化のため。18、19年度は移行期間としてそれぞれ15時間ずつ増えているが、丹波市では水曜日を月1回6時間授業にすることと、冬休みを1日短縮することで対応してきた。

 しかし、6時間授業を増やすことは、子どもと教員の両方にとって負担になるため、当初から移行期間のみの措置としていた。

 中学校では、授業時数は変わらないが、これまでから事業時数の確保に苦労している現状があり、小学校と同様に長期休みを短縮することで、緩和をはかる。