涼しげ「白い丹波焼」 40作品を紹介 10月27日まで陶芸美術館で


「白い丹波焼」が並ぶ作品展会場=兵庫県丹波篠山市今田町上立杭で

 兵庫陶芸美術館(兵庫県丹波篠山市今田町上立杭)内の丹波焼の里情報コーナーで、作品展「丹波焼の“白”」が開かれている。江戸時代に生み出された「白丹波」の再現にとどまらず、さまざまな手法で「白い丹波焼」に挑戦する丹波焼陶芸家15人(14窯元)の涼しげな作品約40点を紹介している。同館を拠点に丹波焼の里の魅力発信のための活動を展開しているボランティアグループ「陶芸文化プロデューサー」(約40人)の主催。入場無料。10月27日まで。

 ひょうたん形の花器に純白の釉薬を施した高さ約20㌢の「白丹波瓢形花器」(正元功さん・直作窯)や、うつわ表面に貼り付けたナンテンの葉で描いた模様をアクセントにし、登り窯で焼いて黄味がかった白に仕上げた「白丹波窯変葉貼付文花入」(大西誠一さん・丹誠窯)、白色の刷毛目が美しい「丹波刷毛目水指」(市野信水さん・信水窯)など、さまざまな質感、色味の“白”が展示されている。

 同展は、テーマを「TANBA 丹波焼―その色と形」とし、一年を通して4回シリーズで展示を行う。「赤」「黒」「白」の作品の色と、形の違いに分けて丹波焼陶芸家の作品を紹介していく。

 「赤」の紹介は7月28日に終え、「黒」は11月から来年2月までを予定している。また、来年3―5月は「フォルムとカラー」と題した作品展を開催する計画。

 月曜日休館(月曜が祝日の場合は開館し、その翌日休館)。展示時間は午前10時―午後5時。問い合わせは、同館(079・597・3961)。