木工で「十二支」の由来 「木のおもちゃ大賞」で2連覇 小学3年生の大森さん


グランプリを受賞した大森さんの作品「十二しのゆらい」

 兵庫県丹波市柏原町の丹波年輪の里で始まった「第32回丹波の森ウッドクラフト展(木のおもちゃ大賞展)」ジュニアの部で、同市内小学3年生の大森春菜さんが、昨年に続いてグランプリ(文部科学大臣賞)に輝いた。木などの自然素材やビーズなどを組み合わせてネズミやトラ、サルなど十二支の小さな人形を作って飾り付けた作品で、タイトルは「十二しのゆらい」。大森さんは、「来年もグランプリを狙いたい」と3連覇を夢見て、早くも気合を入れている。

全国公募展で、19校165点の出展があった

 大森さんは、幼稚園児の頃から毎年、同展に応募しており、4回目の出展。今年は母親と一緒に夏休みから制作を始め、締め切り間際の10月初旬までかけて作り込んだ。

 お気に入りのアニメ「日本昔ばなし」の中から、「十二支のゆらい」を題材にして制作。端材やおがくず、木の球、木の実などを効果的に使って、十二支それぞれの動物の特徴を生き生きと表現。木の台の中央に鎮座する神様の人形の周囲に飾り付けている。

 のこぎりや金づちのほか、今回初めて電動のこぎりのジグソーも使って作品作りに取り組んだ。

 審査員らは、「圧倒的な存在感と遊び心を感じる作品。表現力や創造力に驚かされ、昨年に続き、さらにグレードアップした作品に、子どもの可能性は無限大であることを感じさせられた」と絶賛している。