さすがっ!花より団子とはこのことだわ

2017年05月18日

 10年前の5月のある日、丹波の山々は濃淡様々な緑に包まれ、ブルーベリー畑はまだ向こうの方まで見渡せ、小さな木には翡翠色の実を付けた可愛い木が行儀よく並んでいた。そんな日に娘が産まれた。つまり母ちゃんにとっては「母ちゃん10周年記念日」。
 思い出すのは、相当産みの苦しみを味わったけど(3日間、陣痛促進剤で苦しんだ挙句、結局は帝王切開)、小さな赤ちゃんを抱いたときはポロポロと涙がこぼれるほどうれしかったこと、試行錯誤しながら育児して、数え切れないほど喜びと笑いを貰ってきたこと、そして何よりも、今は理解したうえで戦力となってくれていること。
 そんな母ちゃんの助っ人娘と一緒に母の日にお買い物へ出かけた。今はもう向こうどころか数本先すらジャングルと化して見えないブルーベリー畑の中の何処かで草刈りをしている父ちゃんを残して。そんな買い物中、お使い物で花屋さんに行くと女子力の高いお姉ちゃん、色々的確なアドバイス。ついでに「お母さんに花買ってあげようという気はない?」と鎌をかけたら「だって(お小遣い)減るやん」だって!思わずムカッ!周りはお母さんへのお花を買う人たちの行列があるというのに(涙)。
 でもその後数日、普段の洗濯物取り入れとお風呂掃除に加えて、野菜の袋入れに、洗濯物干しに朝昼晩と食器洗いをしてくれて「言われる前にした方が楽やん。お母さん、お花よりこっちの方が助かるやろ」って。はぁ、もう完敗です。 (古谷暁子・ブルーベリー農家)

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