野生児、スケートリンクに放たれるの巻

2018年02月01日

 もう誰も彼を止められない、追いつかない、こちらの体がモタナイ。そう、彼とは野生児チビタであるのは言うまでもない。外は大雪、なのに、止まることを知らない回遊魚のごとく、約5時間半スケートリンクを回り続け、頭から湯気が出そうなほど元気な疲れ知らずの彼。お姉ちゃんもうれしそうに滑ったり、回転を黙々と練習。ひとまず、引きこもらず、雪道を我慢してついてきて良かった。

 そもそも母ちゃんは雪の日の乗車は大嫌い。娘を妊娠中、突然の大雪の道中で、前の車の急ブレーキに驚き、自分もブレーキかけたら一回転し、頭の毛穴が広がるほど血の気が引いた経験がある。だから今回の大雪でも引きこもりを決めていた。が、子どもたちと父ちゃんはもうウンザリ。あえてノーマルタイヤでいたのに、あえなく雪用タイヤに変え、結果、週末に子どもたちはリンクへと解き放たれたのだ。

 スケートは去年一度経験済み。リクエストで今回が2度目。昔はもっと滑れたはずの母ちゃんはコワゴワ。子どもたちは出だしそろそろだったのが、あっという間にスイスイ。しかもチビタは持ち前の人懐っこさでベテランおじさんを捕まえて個人レッスンまで受けていた。こけ方、足の運び方、スピードの落とし方、たくさん教えてもらい、とうとうおじさんから「驚きの体力と速さ」とお墨付きまで頂いた。得意満面の真っ赤なホッペが横をすり抜けていくのを見ながら「何せ畑と川で鍛えてますんで」と一人苦笑するしかなかった。(古谷暁子・ブルーベリー農家)

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