制服って何?

2018年04月08日

 初めて制服を着たのは柏原中学に入学するときで、紺サージの白襟付きのスモックと襞スカートだった。スモックというのは、胸と背中に襞の入った、いわゆる幼稚園の制服によくあるデザイン。一、二年の頃は何とも思わなかったのだが、三年生で東京へ修学旅行に行った時、通りすがりに「幼稚園児みたいな制服」と言われて傷ついた。高校で背広型の上着になったときはとても嬉しかった。それでも生来のアマノジャクな性格で、人とは少し違いたくて、襟に刺繍の入ったブラウスを着たり、ボックス襞のスカートを仕立てて貰ったりした。それくらいの抵抗でも生活指導の眼に触れ、職員室で説教された。

 東京の銀座にある小学校で、今春からアルマーニのデザインした制服が採用されたとかで物議をかもしている。公立小学校に制服があるというのも変な話で、小学生の間くらい自由であっていいのではないだろうか。そもそも制服って何のためなの?。分別のつかない子どもたちが流行に振り回されないため?親が子どもの要求に経済的に振り回されないため?学校の風紀が乱れないため?

 それにしても、冬のさなか、ストッキングも履かない、いわゆる「なまあし」で短い襞スカートの女子高校生を見ると「大丈夫?」と言いたくなる。寒い時は女子もズボンを履けばいいのにと思うのは老婆心?揃いの制服で並ぶ生徒たちを見たいのは大人の勝手な理想の押し付けではないだろうか。その季節に応じた普通の装いを自分で選ぶことも、生きていくために大事なことなのでは。

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