君がため、たまには一緒に詠いましょ♪

2018年05月10日

 GW最終日、篠山市内で「子どもかるた競技大会」にお姉ちゃんが参加した。実は彼女、昨年の冬に授業で百人一首を習い、はまった。折しも競技かるた映画の「ちはやふる」が小中学生や高校生でブーム中。千三百年の時を超え、古の人々の心を垣間見るのは良い事だと、実家にあった札を譲り受け、彼女は学校から帰宅しては熱心に練習していた。

 凄い人を見て、レベルを知るのも良いのではと、軽い気持ちで「札一枚取ったら拍手もん」と笑う一家の予想を裏切り、何と彼女は初心者の部で優勝した。「えぇ~まじで?!」のハプニング☆百人一首は坊主めくりのみの母ちゃんにとって、詠み手の凛とした声が響き、それに子どもたちが全集中力を向け、対戦相手と頭を突き合わせる。ターンと畳を払う手の音、宙を舞う札、全てが初めて見る光景。歌が詠みだされたら些細な音も許されないような緊張感。全てが驚きで、雅な貴族の遊びではなかった。

 初心者の彼女は細かい作法を知らず、何度か指導が入り、頬が赤らむほど動揺しているのが見て取れた。それでも目を見張る速さで札を取る姿は勇ましく、逆に正しく指導してもらうことは成長できるきっかけかもと心からエールを送った。

 大会の締めくくりの挨拶では「スポーツマンシップにのっとり、倫理を大切にする、正直な選手になって欲しい」という言葉。礼儀を重んじ、対戦相手に敬意を払うとても奥深い競技だと知り、親子ともども貴重な体験となった。(古谷暁子・ブルーベリー農家)

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