篠山市黒岡の「春日神社祭礼」 市無形文化財に

2017年02月04日
篠山市黒岡の「春日神社祭礼」 市無形文化財に

写真・毎年10月に行われている祭礼の様子

 篠山三大祭りの一つ、篠山市黒岡の「春日神社祭礼」がこのほど、市の無形民俗文化財に指定された。江戸期に成立し、鉾山など祇園祭の影響を色濃く残す市内最大規模の秋祭り。氏子らでつくる同祭礼保存会(藤本善一会長)は、「これまで何の指定にもなっていなかったが、晴れて無形文化財に指定され、大いにPRしていける。これをスタートに、県の文化財指定も目指していきたい」と喜んでいる。市内の無形文化財指定は39年ぶり。
 同神社は、平安時代の貞観年間(859―876)に奈良の春日神社から現在の篠山城跡の位置に勧請したと伝えられ、慶長14年(1609)に現在の場所に移された。
 毎年10月の第3土、日曜日、同神社を中心とした城下町一帯で2日間にわたって宵宮と本宮が営まれる祭礼は、江戸時代前期(17世紀中頃)に成立したとされ、鉾山の巡行や神幸の渡御行列、太鼓みこしの巡行があり、氏子17町が参加し、まちが活気にみちる。これまで西町、上立町の鉾山の見送り幕が市の文化財に指定されていた。
 400年以上にわたって氏子らが伝承してきた祭礼だが、祭礼全体は文化財に指定されていなかったため、2014年12月、住民らが市教委に指定を相談。翌年の祭礼を、園田学園女子大学非常勤講師の久下隆史さんが調査し、「年中行事であり、市の文化や芸能の基盤となっている」ことなど、指定文化財への要件を認めたため、市文化財保護審議会、市教委での協議を経て、認定された。
 

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