スポーツマッサージを奉仕 藤本延雄さん

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 柏原町で、 はりきゅう、 マッサージ、 指圧の三療法を施す治療院 「あんま壱番館」 を開業しているが、 もう一つの顔はスポーツマッサージ施術。 パラリンピックなど国際大会に出場した選手のマッサージも手がける。 26日のテレビ番組で活動の様子が紹介される。


 「国立神戸視力障害センターで五年間、 解剖学、 病理学、 生理学などを学習しました。 スポーツマッサージは在学中に専門の教官について、 勉強していましたが、 本格的に治療をするようになったのは、 国家試験に合格して以後。 選手には試合の前、 合間、 以後の3回行っています」
「試合の前は選手の緊張感をほぐすためのマッサージをします。 一口にスポーツ選手といっても、 種目によって違います。 車いすバスケットの選手は、 上半身や腕、 アーチェリーの選手は、 眼精疲労を除去するための施術をします。 難しいのはシンクロの選手。 水中と同じように、 普段も口だけで呼吸をしているので、 呼吸を見はからいながらオイルマッサージをします」
「選手の合同合宿に出向くことが多いのですが、 限られた時間に多くの人をみなければならないので、 素早くその人が望んでいることを把握して、 施術をします。 さらに、 車いすバスケットなどの選手を引率する介助者のストレス解消の手助けもします。 番組のタイトルも 『支える人を支えたい』 で、 そういった面から放映されるのでは」
「県立総合リハビリテーションセンターのロビーを借り切って、 スポーツ選手や愛好者にマッサージをしたことがあり、 『体が軽くなった』 と喜んでいただいております。 30歳代後半の働き盛りに目が不自由になり、 前途を悲観しました。 今もバリバリ動き回っていた頃を思い出し悔しい気持ちがありますが、 ボランティア活動を通じて、 多くの人に感謝され、 私自身がいやされています」


  「どんな場合でも悔いは残さず、 思い出を残せ」 がモットー。 苦しかった時代が今は良い思い出になっているからこそ、 この言葉が重みを増す。 番組は午前十時からテレビ大阪の 「ボランティア21」。経験を生かし地元でのボランティア活動にも期待。柏原町柏原、55歳。 (M)

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