中学砲丸投げで全国優勝果たす 山田傳二君

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 京都の西京極陸上競技場で8月22日に行われた 「全国中学校体育大会」 の陸上・男子砲丸投げで全国制覇を成し遂げた。 記録は17メートル85。 2日には、 その栄誉をたたえ市長から記念の盾が贈られた。 10月に開かれる高知国体への出場がほぼ確実といい、 さらなる活躍が期待されている。

 「本番では、 大舞台であることを意識してしまい、 観客席と近かったこともあって緊張してしまった。 優勝を決めた3投目は気持ちを切り替えて、 ファールでもいいから普段通りに投げようと思った。 友達から祝福を受けて、 ようやく優勝した実感がわきました」
 「陸上部に入部したころはしんどかったけど、 練習を続けるうちに楽しくなった。 砲丸投げは何回繰り返しても面白い。 自分の性格に合っているんだと思う」
 「体を一回転半させる回転投法は、 今年の4月から本格的に練習を始めた。 人と違う投げ方を一から始めるのだから、 人の倍以上練習しないとだめだと思った。 部活を終えて家に帰ってからも、 父に見てもらいながらフォームを固める練習を続けた」
 「回転投法にかえて、 最初はよく記録が伸びたが、 途中でスランプにも陥った。 その時はもとの投げ方に戻そうかと悩んだこともあったが、 ここまで来ればやるしかないと思った。 1日に100本近い投げ込みでパワーをつけ、 ダッシュで瞬発力を鍛えた。 改良を重ねるうちに、 8月上旬の近畿大会前になって、 ようやくしっくりといくようになり、 記録も安定してきた」
 「10月の国体や、 ジュニアオリンピックでは砲丸の重さが4キロから、 高校生と同じ5.443キロになる。 その重さにあったフォームを固めることと、 投げ込みでさらにパワーをつけるのが課題。 将来は、 砲丸投げでオリンピックをめざしたい」

 181センチ、 115キロという恵まれた体格に、 中学生では例がないという回転投法が、 全国制覇を後押しした。 最初は遊びでやっていたという投法をこつこつと努力で自分のものにした。 とはいえ、 まだまだ延び盛りの中学生。 可能性は無限大だ。 オリンピックという夢にいつまでも挑戦し続けてほしい。 篠山東中学校3年、 14歳。 篠山市中。 (S)

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