和太鼓「鼓童」公演を企画 鼓加昭風さん

2002.09.12
たんばのひと

 柏原町の丹波の森公苑で21日開かれる和太鼓集団 「鼓童」 の公演を個人で企画した。 鼓童は新潟県佐渡ヶ島を拠点に国際的な活動を行う和太鼓グループ。 日本の伝統芸能を現代に再創造するグループとして、 世界各地で高い評価を受けている。 メンバーの1人で大太鼓を担当する藤本吉利 (よしかず) さんは、 春日町にゆかりの深い人物。 本物の迫力を体験してもらおうと、 集客に奔走している。

 「15年ほど前に初めて観て以来のファン。 横浜や大阪などで10回以上観ています。 8年前の篠山公演にも足を運び、 『いつか氷上郡で』 と考えていました。 人気が高く、 1年のうち3分の1は海外、 3分の1は国内公演、 後の3分の1は佐渡で後進の指導にあたるというスケジュールで動いているので、 招へいしようと思っても、 2、 3年かかることがある。 今年1月に連絡をとったところ、 偶然タイミングが合い、 柏原公演が実現します」
 「ステージは言わば、 白黒のモノクロ世界。 セット替えをする時に 『コト』、 『カタ』 の音もしない。 厳しさの中にある優雅さとでも言いましょうか。 個人で演奏する和太鼓プレイヤーもいますが、 鼓童はその世界を大勢のメンバー全体で作りあげているところが素晴らしいと思います」
 「丹波は太鼓が盛んで子どもが大勢叩いている。 鼓童のメンバーに子どもの太鼓の指導をしてもらいたいという夢を持っています。 今回、 公演を成功させれば、 また数年先に呼べる可能性が出てくる。 そのためにも、 1人でも多くの方に観てもらいたい。 太鼓を叩いている人だけでなく、 一般の人にも、 本物がバチ一本で生み出すリズム、 強弱、 ハーモニーを味わってもらいたいですね」

 「太」 の文字を見ると、 太鼓を連想するほどの太鼓好き。 市島町の横峰太鼓 「美風」 の指導者を務めるほか、 佐治小児童が演奏する和太鼓曲 「まつりばやし」 を作曲。 丹波の森演劇塾に所属し、 地元劇団によるミュージカル 「ブンナよ木から降りて来い」 や 「雪どけ太鼓」 での太鼓演奏指導も手がけた。 公演は午後7時から。 チケットは丹波の森公苑 (電0795・72・5170) へ。 市島町東勅使。 51歳。 (T)

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