全珠連検定5段に合格 清水友則君

2003.06.05
たんばのひと

 先月行われた全国珠算教育連盟主催の検定試験で五段に合格した。 3月には同連盟主催検定の暗算の部で六段に合格しており、二重の喜び。 自宅近くのそろばん教室に通う。 父から譲り受けたそろばんを米で磨きながら大切に使い、 さらに上位段をめざす。氷上高校商業科3年生。


  「検定は乗算、 除算、 見取算が必須で、 暗算、 伝票、 応用、 開法の中から3科目の得点が対象になります。 五段は、 各300満点中、 全科目で180点以上を取らなければなりません。 200点以上だと六段なのですが、 2科目だけ10点足りませんでした。 実はその上の七段を狙って挑んだので、 悔しかったですね」   「そろばんを習い始めたのは小学1年の時。 友だちに誘われたのがきっかけです。 教室で高校生は1人だけですが、 年下の子としゃべりながら練習するのが楽しい。 練習態度はあまりまじめじゃないですね」   「1日に商業科のそろばん県大会があったのですが、 24位の成績で、 上位22人までの全国出場枠には入れませんでした。 練習では調子がいい時は八段の点数が出ることもあるのですが、 本番ではいつも緊張して実力が出せません」   「『やるからには全国1位をめざしたい』 と小さい時から思ってきました。 毎年8月8日 (パチパチの日) に有段者の全国大会があり、 県大会の上位3人が出場できます。 今年の県予選は書類審査で、 今月中ごろに結果が出る予定。 日本一になるまでは挑戦したいと思っています」   「みんなから頼られるのが好きな性格。 学校では生徒会長をしています。 計算が速いので 『これ計算して』 と頼まれるのが結構うれしい。 尊敬する人はそろばん教室の大西喜八先生。 人に教えられるということがすごいなあと思います。 大学の法学部に進学し、 将来は政治家になって日本を助けたい」

 指導者の大西さんは 「五段取得は教室で2人目。 小中学時代からがんばり屋で、 冬でも半袖、 半ズボンで通していた」 と話す。自宅は山南町谷川で、 電車通学が一般的な地域だが、 約一時間かけて自転車で通っている。 調子がいい話っぷりだが、 地道な努力を続ける力も備えている。 18歳。 (J)

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