丹波地域の小規模作業所などつなぐ 山中 信彦 (やまなか のぶひこ) さん

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 丹波地域の16の小規模作業所と授産施設が参加し、 今月14日に設立された 「丹波地域小規模作業所等連絡協議会」 会長。 丹波県民局の支援を受けながら、 各事業所の体質強化、 経営基盤の安定化などを図っていく。 篠山市乾新町で作業所とカフェを運営、 市民講座などにも取り組むNPO 「いぬいふくし村」 事務局長。


 「協議会では、 リサイクルや下請け作業、 接遇など、 事業所が行っているそれぞれの分野で講師を招いて勉強会を開き、 仕事の 『スキルアップ』 をめざします。 また事業内容を知ってもらうため、 協議会で統一のパンフレットを作成し、 PRしていくことにしました。 今年度はこのほか、 研修旅行やホームページの立ち上げ、 NPO設立勉強会なども計画しています」  「本人と親、 一部の支援者でつくる小規模作業所などは、 事業のノウハウがなく、 保護者の高齢化や資金問題などで長続きしていないという現状があります。 作業所の全国平均の賃金は月1万円といわれていますが、 これでは『普通の生活』はできません。 事業所の経営基盤を安定させ、 利用者やスタッフらの福利厚生を向上させたい」  「篠山市内では2年前に同様の協議会を作り活動していますが、 身体、 知的、 精神というそれぞれの障害特性を理解し合うことができました。 丹波地域の協議会でもこうした利点があると思います」  「障害者が 『通いたい』、 保護者が 『通わせたい』、 地域にとっては 『自分たちの地域の』、 企業にとっては 『スポンサーになる価値のある』 事業所が理想。 各事業所の特性を大切にしながら、 地域、 企業とより強い絆をつくっていけたら」


 「施設ではなく地域の中で、 地域の人々との関わりの中で」 がモットー。 昨年9月、 スタッフや地元自治会の協力を得て、 聴覚障害者らが中心になって働く県下でも珍しい 「コミュニティカフェみーつけた」をオープンした。 本業は 「みずほトラベル」 会長。 福祉のまちづくりに貢献する一方、 添乗員として各国を飛び回る多忙な日々を送っている。 49歳。 篠山市北新町。

(徳舛 純)

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