軟式野球指導功労者で表彰 徳田 和己 (とくだ かずみ) さん

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 全国大会に2度出場の篠山鳳鳴高軟式野球部監督。 「全国高校軟式野球選手権大会」 が今年で50回目を迎えるにあたり、 主催の高野連が表彰する功労指導者に、 兵庫県から唯一選ばれた。


 「家族やOB会、 歴代の選手たちのおかげでもらえたもので、 本当にありがたい。 特に、 高いレベルのチームを目指し指導に打ち込むには、 家族の協力が無くてはできません。 妻は表彰を知り、 『私のおかげやね』 と言ってましたが、 その通りだと思っています」   「31歳で赴任して以来、 監督や部長としてずっと軟式野球に携わっていますが、 もともとは卓球が専門。 前任校の篠山産業高では、 9年間女子卓球部を指導していました。 篠山鳳鳴の軟式野球部は、 それ以前から全国大会の出場経験がある 『名門』 だったのですが、 当時の私はそれを知りませんでした。 監督になっても気負わなかったので、 予備知識がなかったのが良かったのかもしれません」   「就任3年目で全国大会出場を勝ち取りましたが、 印象に残っているのはその後のことです。 全国大会で3年生が引退し、 選手が8人しかいなくなりました。 練習でキャッチボールをすると4組しかおらず、 さみしいものでしたね。 秋の大会に出るために、 新入部員の勧誘を始めなければいけませんでした。 今でこそ20-30人の部員がいますが、 あの頃はチーム内で紅白戦を行うことが夢でした」   「28日から、 全国大会の県予選が始まります。 3年生にとっては最後の大会なので、 悔いのない戦いをしたい。 軟式球は硬式球よりも飛ばないので得点のチャンスが少なく、 勝敗を分けるのは、 エラーの有無です。 普通に守ればそう簡単には負けません。 チームの力を出し切りたい」


 篠山産業高を2度全国大会に導いた卓球部監督が、 指導の舞台をグラウンドに変えたのは、 「別の人がすでに卓球部で監督をしていたから」。 単純な理由から選んだ軟式野球指導の歳月が、 今年で四半世紀になる。 もう一度全国大会へ-。 もう一つの高校野球の行方に注目したい。 数学教諭。 丹波市氷上町石生。 55歳。

(古西広祐)

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