引退表明の楽空間代表 藤森 欣昭さん (ふじもり よしあき) さん

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 25日、 たんば田園交響ホールで開かれた初単独ライブで、 来年2月の総会をもって引退することを発表した。 篠山市で初のよさこいソーラングループを立ち上げてから5年8カ月。 小学生から大人まで、 幅広い年齢層のメンバーをまとめ、 丹波地域を代表するグループに育て上げた。


   「引退の理由は年齢です。 『六十歳定年』 ということを考えれば、 残りはあと数年。 前から、 次のライフプランに着手したいという思いがありました。 チームがかたちになるまでは、 やろうと思っていたんですが、 去年くらいからまとまりが出て、 若者の力がぐんぐんと伸びてきました。 それで、 引退を決めました」
  「楽空間は青少年健全育成の一つとして、 始まりました。 最初は踊ることを恥ずかしがっていた子どもたちが、 舞台を重ねるたびに自信を付けて、 変わっていくのが目に見えました。 そんなときは、 本当にうれしかったですね。 チームは大家族のようなもの。 一人が落ち込んでいたら、 メンバーが一斉に励ましのメールを送っています。 常にみんながみんなを気づかっている。 うちの誇りです」
 「ものまねでないチームにしようとずっと思っていました。 踊りにデカンショを盛り込んでいるのは、 そのためです。 『ダサい』 と反対されましたが、 地域に愛されるチームじゃないと続かない。 篠山ならそれはデカンショです。 おかげで関西では、 『一番地域を愛しているチーム』 という評価を頂くようになりました」
 「今後も楽空間は、 篠山市を元気にするよう力を合わせてがんばってほしい。 引退しても絶対に何らかのかたちで、 チームのバックアップは続けていくつもりです。 私のような年齢でないと、 できないこともありますから」


  公演当日は、 妻の誕生日。 引退を発表した舞台あいさつで、 これまでの支えへの感謝の言葉を述べた。 終演後の打ち上げでは、 メンバーから、 「僕らのお父さん、 お疲れさまでした」 というメッセージが。 六年間で成長した大勢の“子どもたち”に見送られ、 リーダーは家庭に帰る。 篠山市今田町今田。 52歳。    

(古西広祐)

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