がんばれ県選抜

2007.01.29
未―コラム記者ノート

 盛況のうちに終わった「のじぎく兵庫国体」。しかし、これからもう一つの国体が開催される。それがウィンタースポーツの国体、冬季国体だ。 そのアイスホッケー競技の県選抜チームが現在、丹波市柏原町のピュアスポーツ柏原のスケートリンクで10月初旬から、週一回のペースで練習を重ねている。同施設のリンクが、県内で一番早く氷が張られるためだそうだ。 神戸市、豊岡市などのクラブチームから集められた高校生たちが、保護者らの送迎で毎回丹波市まで日帰りで練習に来る。夜の8時ごろから始まるため、豊岡市の選手などは、帰るころには日付が変わる。選手もすごいがそれを支える保護者もすごい。しかし、練習中に選手らはリンク上を疾走し、それを見守る保護者の目も生き生きとしており、疲れを感じさせない。 練習とはいえ、アイスホッケーを見るのは初めてだが、驚いたのはそのスピード。防具で全身を固めていても、縦横無尽にリンク上を走る選手は大変かっこよかった。 丹波地域関係者がいないことは少々寂しいが、丹波で練習したことを忘れず、国体を大いに盛り上げて欲しい。(西澤健太郎)

関連記事