春日レジャープール

2007.01.29
未―コラム記者ノート

 8月の終わりごろ、7月末に埼玉県で起きた流れるプールの事故をふと思い出した。あの事故の影響で、春日総合運動公園のレジャープールの利用者が大きく減少したのではと思い、さっそく事務局に聞いてみると、意外にも利用者の数は約8800人でほぼ例年並だったそうだ。 理由を聞くと、埼玉県の事故の直後は問い合わせが殺到したらしいが、「ここのプールは安全」ということが報道されると、すぐに収まったという。きちんとした安全対策が客離れを防いだのだ。 また今年の傾向として、市外からの客が多かったという。春日公民館が福知山市のタウン誌にプールの広告を載せ、さらに春日和田山道が開通したことで、朝来市方面からも新規の客が来たそうだ。 両市とも流れるプールや、ウォータースライダーなどを備えたプールが少ないので、口伝いに評判が伝わっているらしい。確かに駐車場に停まっていた車は、京都ナンバーがよく目についた。 同プールにとっては大きなチャンス到来。安全対策などに力を入れて、来年もより多くの人を楽しませてほしいと思う。(西澤健太郎)

関連記事