丹波市内のブルーベリー 本格収穫の年に

2008.07.11
ニュース

 特産化を目指し、 丹波市内で栽培が広がっているブルーベリーが、 初の本格収穫の年を迎えている。 3年前に丹波市ブルーベリー研究会 (小嶋忠和会長) が発足。 その年に植えた苗が、 生育し、 鈴なりに実をつけている。 新鮮野菜市などで、 地元産の生食用ブルーベリーを購入する機会が訪れる。
 同研究会事務局によると、 市内の栽培面積は約5ヘクタール。 このうち、 約2ヘクタールで今年収穫が見込める。 6月下旬から、 粒が大きい 「ハイブッシュ系」 の品種の収穫が始まり、 これから粒はやや小ぶりながら、 栽培がしやすい 「ラビッドアイ系」 の収穫が本格化する。
 価格は、 生食用で100グラム300円を目安に、 会員各自で決めることになっている。 道の駅や、 四季菜館、 JAとれたて市などに出荷するほか、 もぎ取り体験の準備を進めているところもある。

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