丹波県民局は存続 県の行革プラン

2008.07.10
ニュース

 兵庫県は、 「新行財政構造改革推進方策 (新行革プラン)」 をまとめた。 行財政構造改革本部企画部会による第2次案。 昨年11月の1次案で示されていた丹波県民局の廃止・統合は修正され、 存続の方針が出た。 丹波地域にとっては県民局の廃止という激変は避けられた。 組織自体はスリム化し、 篠山総合庁舎 (郡家) 内の3事務所を柏原庁舎に統合する。 丹波年輪の里 (丹波市柏原町) は、 兵庫丹波の森協会を指定管理者とし、 たんば田園交響ホール (北新町) は篠山市に移譲する。 実施はいずれも2009年度。
 県民局の再編は、 当初、 現在の10県民局を5県民局・1県民センターにする案が示されていた。 丹波県民局は阪神南、 阪神北県民局と統合する計画だった。 県新行政課は 「市町長や地元関係団体から統合反対の要望が多く、 再検討した。 内部組織の簡素化で、 県民局の統廃合と同様のメリットが得られると考えた」 としている。

関連記事