「移住体験」宿泊施設に古民家改装 神楽自治振興会

2012.09.02
ニュース丹波市

写真・田舎暮らし体験ができる宿泊施設に改装される古民家=丹波市青垣町菅原で

 神楽自治振興会 (足立宏之理事長) が、 空き民家活用の一つとして、 丹波市青垣町稲土の菅原集落の古民家を借り、 「お試し移住体験」 ができる宿泊施設に改装する。 地元住民の集いの場としても利用する。 改修工事に入っており、 年内のオープンをめざす。

 

 築120年の木造平屋建て、 草葺住宅。 床面積が120平方メートルある大きな家。 庭で土いじりもできる。 地元利用ゾーンと、 移住体験ゾーンに分け、 台所は共用する。

 移住体験ゾーンには、 和室3間と、 囲炉裏があるリビングを設ける。 移住体験希望者は、 原則1カ月以上で賃貸契約を結ぶ。 「お客さん」 として数日滞在するだけでなく、 長期間にわたり、 地域住民と交流しながら生活することで、 地域の日常生活や雰囲気を肌で感じてもらうことをめざす。

 地元利用ゾーンは、 床板をはがしてたたきをむき出しにし、「土間サロン」(52平方メートル) とする。 おくどさんや薪ストーブを置き、 古き良きいなかの雰囲気を演出する。 地域のグループのほか、 高齢者らが利用することも想定している。

 菅原集落で運営組織を作り、 体験宿泊利用者の世話をする。

 同自治振興会業務執行理事で、 同集落に住む足立徳行さんは、 「いなか暮らしに興味がある多くの人に利用してもらいたい。 これから増えるであろう空き家に越してきてもらい、 神楽の定住者増につなげたい」 と話している。

 県の 「田舎暮らし推進モデル事業」 の一つ。

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