「西紀ダム」で定礎式 工事の安全を祈願 来年度末完成予定

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 篠山市栗柄で建設が進む 「西紀ダム」 の定礎式が11月25日、 同ダムサイトで行われた。 行政や工事関係者、 地元住民の代表者ら約140人が出席。 同集落を流れる由良川水系 「滝の尻川」 の治水対策や、 篠山市上水道の水源確保などを目的に建設するダムで、 式では、 ダムの底部に礎石を埋めて、 安全で円滑な工事の施工と、 より堅固なダムが完成するよう祈願した。 2013年度末の完成を目指す。

 ダムの底部に開けられた穴に、 幅56センチ、 高さ35センチ、 奥行き23センチの黒御影石の礎石を設置し、 梅谷順子・丹波県民局長らがモルタルで固定した。 さらに礎石の周囲に西紀幼稚園、 小学校の園児や児童7人が 「ピアノの先生になりたい」 「料理人になる」 などと、 掘削時に出た岩塊に将来の夢を書いたメモリアルストーンを置くなどして、 式典に花を添えた。

 式典に出席していた栗柄自治会会長の佐藤喬さんは、 「無事にダムが完成することを祈りたい。 ここまでには紆余曲折があったが、 完成後は、 市民に親しまれるダムになることを願っている」 と話していた。

 丹波県民局管内では、 三宝ダム (丹波市春日町)、 みくまりダム (篠山市三熊) に続く3つ目の生活貯水池ダムとして西紀ダムの整備を進めている。 同ダムは1994年に事業着手。 堤の高さは26・7メートル、 堤頂の長さは172メートル、 総貯水量は38万3000立方メートル。 1日に1000立方メートルを水道用水として供給する。 総事業費は約54億円。

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