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県立柏原病院・柏原赤十字病院 統合協議に向け下交渉 県病院局と日赤県支部

 「2病院統合が最も望ましい」 との答申を受け、 県立柏原病院 (秋田穂束院長) と柏原赤十字病院 (片山覚院長) の統合再編の是非を探る県病院局と日赤県支部の打ち合わせが5月24日、 県立柏原病院で開かれた。 統合協議の開始に向けた下交渉で、 昨年秋以降数回開いており、 初めて両病院長がそろって出席。 新病院の運営形態や、 診療機能などの概要について打ち合わせた。

 昨年11月に、 井戸敏三県知事が、 「丹波市域の今後の医療提供体制のあり方に関する検討会」 の答申を受け、 県病院局と日赤県支部に統合に向けた協議を始めるよう指示。 両者で、 統合が可能かどうかを含めた話し合いのテーブルについた。

 新病院の経営形態 (県直営や指定管理制度など) や、 統合時期 (建替え時まで現行通りか、 経営統合を先行させるのか)、 病院規模などですり合わせができた時点で、 正式な統合協議に入る見通し。 今は案をキャッチボールしている段階 (県病院局) という。

 この日の打ち合わせには、 日赤県支部側から事務方トップの藤原雅人事務局長、 県病院局側からナンバー2の岡本周治病院事業副管理者らが出席。 片山院長はこれまでの打ち合わせ会に出席しており、 4月に就任した秋田院長に経過を説明し、 考えを聞いたという。

 藤原事務局長は、 「一歩、 二歩前に進んだ、 という段階ではない。 大枠が決まっておらず、 まだ何とも言えない」 と述べる一方で、 「統合病院が両病院の機能を引き継ぐだけでなく、 何か特色を打ち出せないかと協議している」 と、 前向きに話し合っていることを明かした。

 岡本副管理者は、 「両方の病院の医師、 スタッフに残ってもらい、 やりがいを持って働いてもらえる新病院をどう作るかを念頭に話し合っている」 と言い、 「 (経営主体や統合時期など) 問題の所在は認識している。 思い込みでなく、 中立的な考えで最も良い選択をしたい」 と述べた。 両者とも、 話し合いの詳細については明かさなかった。

 現時点で両病院の将来に関し明らかになっているのは、 県の第2次行革プラン 「県立柏原の建て替えは2016年度基本計画、 18年度着工」 のスケジュールのみ。 同プランは今年度が見直しの年。 井戸知事が、 2病院統合の答申を受けた際、 計画の前倒しに含みをもたせており、 建設が早まる可能性がある。

 

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