“丹波の灯り”ブランドに 照明業者と工芸作家ら 篠山でアート照明展

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写真・丹波アート照明展を開く「播州丹波照明事業協同組合」の桑野さん(右)と作家の永瀬さん

 丹波の灯りで活性化を―。 丹波、 播州地域の照明器具製造企業でつくる 「播州丹波照明事業協同組合」 (南原秀樹理事長) が12月14、 15の両日、 篠山市民センター (篠山市黒岡) で 「第1回丹波アート照明展」 を開く。 製造業者と丹波の工芸作家がコラボレーションし、 地域でつくられる芸術と照明を融合。 生み出されるアートな灯りを地域ブランドとして確立することを目指す。 関係者らは、「これまでになかったコラボで新しい出会いやチャンスが開ければ」 と話している。

 照明展 (両日とも午前10時―午後5時) では、 丹波地域に住む陶器、 木工、 つる工芸、 ガラスの各作家が、 灯りをテーマにした作品約20点を出展するほか、 企業は独自に開発しているLED照明などの器具を展示する。

 また14日午後1時からは、 照明デザイナーの村岡治彦さんが 「照明デザイナーから見たアート照明器具の課題」、 商品デザイナーの大倉清教さんが 「信楽焼と照明器具メーカーのコラボレーション」 と題して講演する。

 電気消費量が少なく、 商品寿命の長い 「LED」 の独自開発や販売、 地域の企業の活性化を目指し、 2012年に結成された同組合。 現在、 ▽新ナンポー化学工業所 (丹波市春日町中山) ▽イースト電子 (同町朝日) ▽ソノダ照明 (同市氷上町中野) ▽加美電機 (多可町) ▽南一産業 (篠山市郡家) ―の5社が参加している。

 高輝度LED 「TAMBALEDS」 などの商品を開発する中、 大手メーカーに負けない独自の路線を模索。 工芸作家が多いという丹波地域の特徴に着目し、 「丹波のにおいのするアートな灯りをつくりたい」 と、 作家と地元でつくられる照明器具のコラボを発案した。

 同組合専務理事の桑野英治さん (63) は、 「作家のみなさんにも照明の特徴を理解してもらい、 作家と業者が融合しておもしろいものが始められたら」 と笑顔。 木工作家の永瀬浩之さん (50) =氷上町桟敷=は、 「灯りの作品をつくるために必要な照明器具を紹介してもらうことで新しい創作分野が広がる。 また自分たちの作品をこれまで見たことがなかった人にも見てもらえるので、 新たな出会いにも期待したい」 と話している。

 一般の参加自由。 問い合わせは桑野さん (079・552・0257)。

 

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