佐々木医師が診察 小児科枠増える 青垣診療所

2014.04.17
丹波の地域医療特集

 丹波市国保青垣診療所 (同市青垣町沢野、 久保田孝則所長、 0795・87・0109) に4月から、 小児科の佐々木恒之医師 (66) =柏原=が非常勤医師として加わった。 月曜の午前、 午後の外来を担当する。 これまで月曜午後 (1時―4時半受け付け) は小児科の診察がなく、 枠が増えた。

 佐々木医師は自治医大を卒業、 兵庫県養成医師として義務年限を終了した後、 県立柏原病院で小児科医として1988年から16年間勤務した。

 明石市内の医療機関を退職するにあたり、 県立柏原病院で共に働いた酒井國安同病院医療監の誘いで、 10年ぶりに地元勤務することになった。

 佐々木医師は、 「少しでも子どもさんを診てあげることができたらいいのでは」 と言い、 体調不良の子どもと待合で一緒にならないよう、 子どもの予防接種は、 午後に固められないかと考えている。

 同診療所は、 開業医の休診が多い木曜午後に小児科の外来を開いており、 酒井医療監が担当している。

 

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