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産学連携の改修完了 大学と本郷の古民家 「住倶楽部」7月4日に報告会

写真・改修工事が完了した古民家の母屋=兵庫県篠山市本郷で

 兵庫県篠山市内の若手経営者や後継者がいる工務店8社でつくるグループ「住倶楽部(すくらむ)」(園田雄一代表)が、神戸芸術工科大学(神戸市西区)と連携して、同市本郷972の築約80年の古民家で進めてきた改修工事が完了した。7月4日午後1時半―3時、完成報告会などを開く。住倶楽部は、地域住民や古民家改修・活用などに関心のある市民の参加を呼び掛けている。

 住倶楽部は2012年、技術研さんや消費者への市内工務店の認知度向上などを目的に結成。住倶楽部の会員工務店が同物件の改修の機会を得、古民家改修のモデル事業にしようと、市商工会に相談。同大学を紹介してもらい、昨年4月から、同商工会の助成で改修を進めてきた。

 同大学環境・建築デザイン学科の学生らが出し合った改修アイデアを取り入れ、地元の西紀北小学校の児童が改修現場を見学するなど、学生や市民が関わりながら改修してきた。

 改修には篠山、丹波両市の職人が関わった。完成した古民家は2階建ての母屋と平屋の離れがある。丈夫な梁や柱はそのまま使い、新しく使った木材はほとんど県産材を利用。床板はマツ材、壁は漆喰など落ち着いた内装で、アイランドキッチンや省エネ対応設備など、高い機能性を持たせた。寝室にした離れと、母屋は廊下とウッドデッキでつないだ。トイレの手水鉢と土間のタイルなどに丹波焼を使い、地元ならではの特色も出した。

 住倶楽部事務局の中井雅人さんの自宅となるが、古民家改修のモデル住宅として自由に見学できるよう開放する。また、地域に学習塾が少ないという課題解決に、和室の1室を同大学生や、地域活動を支援している学生による「地域おこし協力隊」が指導する「寺小屋」として活用する。

 敷地内には古い建物もあり、同大学生が改修し、地域住民とともにその活用法を探っていく。

 完成会は、午後1時15分から同大学生が経過報告や今年度の事業説明を行う。2時半―4時、見学会を開くほか、住倶楽部、同大学、地域住民、参加者が地域の課題や、今年度同大学生が改修する建物の活用法などを意見交換する。

 完成見学会は5、11、12日にも行う。

 完成報告会や完成見学会、古民家の見学予約は中井さん(079・592・0266)。

 

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