小豆や野菜「上上」 伝統神事「粥占い」 市島の折杉神社


写真・シノダケに入った粥の量を確認する氏子たち=兵庫県丹波市市島町徳尾で

 兵庫県丹波市市島町徳尾の折杉神社(岡原東光宮司)で2月3日、1年間の作柄や天候を占う伝統神事「粥占い」が行われた。鍋の中に米とシノダケを入れて炊き、シノダケの中に入った粥の量で作柄を判定。また、カシの木の角材「駒」を炭火の上に置き、焼け具合で天候を占った。

 同神社の光畑信子禰宜による神事のあと、鍋の中に米3合と長さ16ほどのシノダケ13本を入れて炊いた。シノダケの表面に漢数字を刻んで占う作物がわかるようにしておき、粥が炊き上がると取り出し、氏子当番が1本ずつ中身を確認した。

 中稲、小豆、ぶどう、なす、野菜は「上上」で最高の結果。栗は「下下」との占いになったが、「割と上上が多いな」と笑顔を見せる住民もいた。天候占いは6月が「降ル」と出た以外は、「照」か、どちらでもない「半」が多いという結果になり、判定が分かるたびに一喜一憂した。