イタリア人シェフも黒大豆に「ボーノ」 小田垣商店を視察

2016.02.20
ニュース丹波篠山市

黒大豆の選別作業を見学する視察団と、作業工程などを説明する那須さん(左)=兵庫県篠山市立町で

昨年、イタリアで開催されたミラノ国際博覧会の兵庫県出展で高評価を得たブランド産品を、イタリアをはじめとするEUでの販売につなげていこうと、日本貿易振興機構神戸貿易情報センター(ジェトロ神戸)と、ひょうごの美味し風土拡大協議会がミラノのトップシェフらを招聘し、2月16―18の3日間、県内8カ所で生産地視察や商談などを行った。17日には、黒大豆の卸販売の老舗「小田垣商店」(立町、小田垣憲三代表取締役社長)を訪れ、黒大豆の説明を受けたり、選別作業を見学するなどした。また、同店の主力加工商品の蒸し豆や炒り豆などを試食しながら商談を行った。

ミシュラン1つ星レストランのシェフ、フェリーチェ・ロバッソさん(42)をはじめ、高級業務用食材を扱う輸入商社オーナー、食関連のウェブサイトの編集長のイタリア人3人のほか、ジェトロや県職員ら約10人が来店。商談の席では、ドライパックした蒸し豆や甘納豆、炒り豆、きな粉などを試食した。

関連記事