自宅でスクール開設 アンナ・ロディコさん(篠山市垂水)

2016.04.10
たんばのひと

自然の中で遊び、学ぶ

 篠山市垂水の自宅で、夫の西村源さん(34)とともに、今月、子どもたちが通う「インターナショナル デモクラティックスクール まめの木」をスタートする。3歳から小学4年生まで約15人が利用を申し込んでおり、5歳の長女、3歳の長男とともにいっそうにぎやかな生活になる。

 「まめの木」では、時間割やカリキュラムは設けず、子どもたち自身が学びたいことを大人がサポートする。運営の仕方は、子どもたちと話し合いながら徐々に形づくっていくつもりだ。裏山や畑を含め、約2の広大な敷地があり、自然の中で思い切り遊べる環境がスクールの特色。童話「ジャックと豆の木」のジャックのように、「周囲の意見に惑わされず、自分がいいと思ったことを信じて、あきらめずにやる子に育ってほしい」と願っている。

 米国ノースカロライナ州の出身。大学でオーボエを専攻し、演奏者になったが、海外で働くことに興味が湧いた。インターネットで、西村さんが篠山で経営する英語教室「イングリッシュスクール『ラボ』」の求人を見つけ、2009年に講師として来日。高校生のころから有機農業に興味があり、有機農業体験交流の世界的ネットワーク「WWOOF(ウーフ)」のホストをしている西村さんとはすぐに意気投合した。

 「篠山に来て本当によかった。命や食べ物がどこから来ているかを実感でき、周りの自然と触れられる環境は子育てにもすごくいい。難しいけれど、生活の全てを自給自足するのが夢」。フェイスブックページ「篠山にフリースクールを作ろう」で情報を発信している。31歳。

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