飛鳥時代の窯跡と判明 須恵器も多数出土 丹波市春日町稲塚

2016.07.02
ニュース丹波市自然

飛鳥時代後半と判明した窯跡=兵庫県丹波市春日町稲塚で

兵庫県教育委員会は6月28日、発掘調査を進めていた春日町稲塚の「稲塚窯跡」が、飛鳥時代後半(7世紀後半)に須恵器を生産した遺跡だったと発表した。丹波市内では、市島町にある「鴨庄窯跡群」(6世紀末)に次ぐ古い時期の窯跡。食器とみられる数百の須恵器の破片も出土した。近くで古墳時代後期の円墳4基が確認されており、発掘調査に当たった県まちづくり技術センターによると、この地域の豪族が、小規模な窯群を掌握していたとわかる貴重な史料になるという。

場所は氷上高校の西側で、谷の急斜面に築かれている。近くを流れる稲塚川の砂防ダム工事に伴い、6月初旬から調査を開始した。

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