柏原の旧西垣家住宅 国登録有形文化財に

2017.11.20
ニュース丹波市

近く国登録有形文化財に登録される旧西垣家住宅主屋=兵庫県丹波市柏原町柏原で(丹波市教育委員会提供)

兵庫県丹波市柏原町柏原の旧西垣家住宅の主屋や旧納屋、住宅塀が、国の登録有形文化財に近く登録される。国の文化審議会が11月17日、文部科学大臣に188件の登録有形文化財を答申。数カ月後に官報で告示されると正式に登録される。

明治時代後期の建築で、氷上郡公会堂などの建築に携わった西垣竹蔵(1856―1937年)の自邸。主屋は入母屋造りの2階建て。「主屋は造形の規範となり、旧納屋と塀は国土の歴史的景観に寄与している」として選ばれた。

丹波市内の登録は、蘆田家住宅(青垣町、2006年登録)、西山酒造場(市島町、07年)、旧上久下村営上滝発電所(山南町、08年)、慧日寺(同町、14年)、柏陵記念館(柏原町、16年)に次ぎ6カ所目。

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