光に込める地域への思い

2017.12.21
未―コラム記者ノート

 各地で一足早くクリスマスの催しが行われている。今週末はさらに多くの催しが行われるのでは。

 丹波市山南町上久下地区では12月24日に「一発花火」という初めてのイベントが行われる。同地区の40、50代が地域活性化グループを結成、初めての事業となる。午後7時、太田公民館北側の農地から、2―4号玉計20個の花火を同時に打ち上げ、1つの花火を演出する。「どんなイベントになるか想像できない」と主催者。一発花火には観客それぞれの思いを込めてもらう趣向で、花火が打ち上げられる前からイベントが始まっていると言っても良い。花火は「一発」だけかもしれないが、たくさんの思いがこもった花火は今後の地域活性化につながっていくことだろう。

 また、23日夜に柏原町で開催の「かいばらいと」は、地域団体と大学生がまちをライトアップしたり、ロウソクを灯した瓶を1200個並べる催し。こちらは3回目の開催。前回の10月、普段と違う幻想的な風景の撮影を多くの人たちが楽しんだ。

 ツリーのイルミネーションだけではない、光の「祭典」を楽しみたい。
(坂井謙介)

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