のんびりと雛めぐり

2018.03.22
未―コラム記者ノート

 3月24日から丹波市柏原町の商店街一帯で「雛めぐり」が開かれる。約800体の雛飾りが商店や民家などに並べられる。
雛飾りの展示だけでなく、食や体験の催しも充実。ひな人形の絵付け体験や、丹波布のコースター作りなどの体験のほか、商店街内のレストランや菓子店など約20店が期間限定メニューを提供する。

 雛祭りとあって、女性が中心になって企画が進められている。その企画の一つで、縁起物を集めて吊るした「吊るし雛」が商店街のあちらこちらに飾られる。住民の女性たちが1年かけて作ったもので、約100点が展示され、まちを鮮やかに彩るだろう。

 さらに、当日は21回目となる「100円笑店街」も開催される。68店舗が雑貨や食べ物などをお得な「100均」で提供する。2011年にスタートしたイベントで、2年前から女性が中心になり企画を進め、参加店舗数や体験イベント数が増加した。

 雛めぐりのようなイベントは各地で開かれているが、ゆっくりと町の雰囲気を感じられるのが魅力。徒歩圏内で楽しめる雛めぐりをのんびり楽しみたい。(坂井謙介)

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