Categories: たんばのひと

篠山市農都創造政策官 森本秀樹さん(三木市吉川町)

足跡残した篠山で再び

1991年から10年間、篠山農業改良普及センターに勤務し、篠山の農業振興に尽力、大きな足跡を残した。この春、加西農業改良普及センター所長補佐を最後に定年退職。8・2ヘクタールの水田がある実家の農業に専念するつもりでいたが、酒井篠山市長らのラブコールを受け、市の農都創造政策官に就任した。「私を育ててくれた篠山に恩返しができれば」と話す。

篠山での普及員時代、転作面積の60%以上を特産物(山の芋、黒大豆など)で占める「たんば特産60運動」を提唱。新たな特産の育成にと、「市ぶどう研究会」の発足に尽くした。さらに集落営農を推進。その手法などをまとめた本を3冊出した。篠山での活動が評価され、昨年11月、功績のあった農業改良普及員に贈られる「徳安記念普及功労賞」を受けたのをはじめ、各種の受賞歴がある。

篠山にいたとき、栗の振興に「栗剪定士制度」を創設。篠山を離れた後、剪定士の協議会ができた。「先ごろ協議会の総会に招かれました。栗栽培への熱い思いが脈々と引き継がれており、うれしかった」。農都創造政策官に就任後、市内の農業関係者らにあいさつに回った。「『よう帰ってきてくれた』『また頼むで』などと声をかけていただき、普及員冥利に尽きる思いでした」

市内の農地約3800ヘクタールのうち、44%の約1700ヘクタールで将来の担い手がないとみられている。「担い手をいかに育てるか、特産物をいかに次代につなげるか、環境にやさしい農業をどう進めるか。これらの課題にこれまでの体験が少しでも生かせればと思います。現場を大切にし、農家とのコミュニケーションを密にしていきたい」。60歳。

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