「7月末めどに意思決定」 市名変更で市長

2018.06.21
ニュース丹波篠山市市名変更問題特集

 兵庫県篠山市議会は18、19の両日、一般質問を行い、市名を「丹波篠山市」にする市名変更問題に関連して、会派や議員が酒井隆明市長に考え方を問うた。酒井市長は現在、市内で開いている説明会の期限を従来の7月10日から7月末まで延期するとし、説明会終了のころをめどに、「市長、市として意思決定ができるように取り組んでいきたい」と述べた。一方、市民から議会に対して住民投票の実施を求める請願書が出されていることについては、「請願者の思いは尊重する。しかし、1人の請願が全市民の思いとは思えない」とし、現時点での住民投票の実施には否定的な見解を示した。

 ◆篠山市の市名変更問題 2017年2月、JAや商工会などが、篠山市を「丹波篠山市」に変更するよう市長らに求め、市も前向きに検討を進めているが、市民にはいまだ賛否がある。

(詳細は篠山版6月21日号で)

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