それぞれのクリーン作戦

2018.06.10
未―コラム記者ノート

6月3日、各地でクリーン作戦があった。その日は取材日でいろんなところで市民が熱心にごみを拾ったり、草刈りをしていた。

春日町黒井の上ゲ町ではクリーン作戦の前に避難訓練。組ごとに集まってから、指定避難場所に住民らが集まった。その後、クリーン作戦を行い、防災・環境部員がポイ捨ての啓発看板を取り付けた。啓発看板は「ポイ捨てするな」のネガティブな言葉ではなく、「ありがとう!きれいな堤」「たのしいね!きれいな堤」など、ポジティブな言葉を入れた看板で、ほっとする。今後は住民の俳句や川柳なども入れる計画とのことで、さらに楽しい道になるだろう。

また、春日町小多利ではクリーン作戦の後、花壇の植え付けを行った。その後、公民館で「ふれあいカフェ」。この日は子どもたちが接客に加わり、お年寄りに肩たたきしたり、飲み物を運ぶなどして、世代を超えた触れ合いを楽しんだ。

各地で高齢化やコミュニケーションの希薄化で行事の参加者数が減っているという課題を聞く。行事を1日にまとめたこのような取り組みは参考になる。(坂井謙介)

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