楽しもう「のど自慢」

2018.06.17
未―コラム記者ノート

 篠山市で初めてのNHKのど自慢がきょう6月17日、たんば田園交響ホールから全国に公開生放送される。1221通の応募者の中から250組が予選会に出場。20組程度がきょうの本選にのぞむ。丹波地域から予選を勝ち上がった出場者が何組あるのか楽しみだ。

 2013年9月15日に丹波市青垣住民センターで開かれた「のど自慢」は、出演者20組中10組が丹波、篠山両市民だった。両市の出演者で「合格」したのは篠山市の谷田智恵子さん1人だった。前日の予選日に孫が生まれた地元青垣の足立ひろみさんが、「こんにちは赤ちゃん」を歌い特別賞に輝き、盛り上がった。住所と名前を言えるのは、合格者だけ。合格した出演者が阪神間の地名を口にするたびに「あー」と大きな落胆の声が会場に響き渡ったのをよく覚えている。

 丹波新聞は21日号で詳報する。予選、本選とも名簿等の資料が取材陣に配られることはない。会場で声をかけ篠山、丹波両市の人を探すことになる。出演者も観覧者も、テレビを観て声援も送る人も、楽しい午後のひとときを共有しましょう。(足立智和)

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