たんばがくえん20年

2018.07.26
未―コラム記者ノート

 丹波新聞4面に掲載されている4コママンガ「たんばがくえん」が、今年で連載20年を迎える。節目に作者の細見宏さん(65)=丹波市春日町国領=に話を聞き、7月22日号「人」欄で紹介した。緻密なキャラクター設定をした上で描いていることを教わった。

 当初のマンガタイトルは「日生学園」だったそうだ。登場キャラクターが「丹波弁」を話す設定もなかったが、「地域で親しまれている言葉遣いにしてみては」との弊社からの提案に乗ったそう。

 毎号、読んでいて思うのは、キャラクター同士の関係がどうなっていのか気になる点。主人公・山田にしき一家の物語が大半を占めているものの、たまに登場するおじいさん・おばあさんは誰なんだろう。そもそも、あの野良猫2匹は何奴か。ある号では「たんばがくえん外伝」とのサブタイトルで不思議なストーリーが展開されたりと、つかみどころがなかったりする。

 20周年の節目にと、近く、主要登場キャラクターの相関図を紹介する特集ページを作ります。個人的には、永久保存版になるのではと確信しています。
(田畑知也)

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