来月の市長選 市会議員が出馬検討 住民投票と“トリプル選”か


 来月18日に投開票される篠山市長選をめぐり、同市議会議員の1人が前向きに出馬を検討していることが丹波新聞社の取材でわかった。市長選は、市名を「丹波篠山市」にするかどうかを巡る住民投票と同時に実施される。

 議員は取材に対し、出馬を検討している理由を、「無投票になることは阻止しなければならないし、選挙戦になることで、住民投票の投票率を上げることにもつながるのでは」とした。また、16日付で退職し、出直し市長選に臨む酒井隆明前市長が、争点の一つに市名変更の是非を上げていることについては、「市名変更は住民投票で決着すべき問題で、政争の具にはしてはならない」とし、変更の是非は訴えない方針。市が抱えるさまざまな他の課題の政策で選挙戦を戦いたいという。

 現在、支援者らと話し合いを進めている状況で、選挙に臨む体制ができ次第、正式に立候補を表明する。

 公職選挙法では、議員が任期途中で退職すると、直近に他の選挙がある場合、退職が告示日10日前までならば、合わせて市議の補欠選挙を実施しなければならない。それを超えた場合は次回の選挙になる。

 市選挙管理委員会によると、今回の場合、市長選の告示が11月11日のため、11月1日までに退職が通知されれば、市長選、住民投票、補欠選の〝トリプル選〟になる。