出口調査 ご協力に感謝

2018.11.22
記者ノート

 「酒井隆明さん再選」「丹波篠山市への市名変更賛成多数」で幕を下ろした篠山市長選と住民投票。「このような事態はそうそう起こるものではない」と、弊社では初の出口調査を敢行した。

 12日から投開票日の18日まで、記者6人が通常取材の合間を縫って市内各所の投票所に貼りついた。約1600人から回答が得られ、得票数の推定や、市名変更への賛否の理由などのデータを集めることができた。

 1日にあれだけたくさんの人に声を掛けたのは人生初だ。多くの方が快く調査に応じてくださったが、なかには「丹波新聞ですが…」と声を掛けたとたん、「新聞は取らへんよ!」と立ち去ってしまわれることも2度ほどあった。ほかの記者にいたっては、「地元紙が初の出口調査」との切り口で、他紙の記者から取材を受けたりしたそう。

 2月にはもう一度、市長選が、4月には県議選が控えている。またその際、投票所の出入り口で声を掛けてくる記者がおりましたら、やさしくしてやってください。何はともあれ、今回協力をいただいた市民の皆さん、ありがとうございました。(太治庄三)

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