市島地域5小学校の3年生が交流 授業通じ「つながり」を

2018.11.25
ニュース丹波市地域

他小学校児童と班になり、俳句を作って発表する児童たち=前山小学校で

兵庫県丹波市の市島地域5小学校の3年生51人が一堂に集い、授業を通じて交流を深める「市島地域小規模校ネットワーク交流事業」が10月25日、前山小学校(堀博文校長)で初めて開かれた。普段は各校で少人数による授業に励んでいる中、この日は2クラスに分かれて国語の授業を受けるなど、大人数の中で学びを深めるとともに、他校の同学年との仲を深めた。

今春、同地域5小学校のよりよい教育環境を検討する「市島地域のこれからの教育を考える会」が、約6年間の協議を経て「できるだけ早い時期に5小学校を統合することが望ましい」などとする結論を出し、住民説明会を経た上で市教委に提言。こうした流れの中で、小規模校という現在の環境を生かしつつ、多様な集団の中で児童が切磋琢磨する体験ができるネットワークを築こうと初めて実施した。

この日、丹波市俳句協会から講師を招き、俳句をつくる国語の授業に励んだ。五・七・五の調べの中に、どんな季語を入れるかなどを学習したあと、実際に作句。学校ごとに作品を披露するなど交流した。
体育の授業も合同で行い、ボール代わりにフリスビーを使うスポーツ「ドッヂビー」を楽しんだ。

同地域小中学校長会代表の村岡正典・三輪小校長は、「初めての試みで、大勢の中で自分の考えが言えるか、他校の児童と仲良くなれるかなど懸念はあったが、思っていた以上に人間関係の広がりにつながったと感じた。児童たちにとって、良い経験になったと思う」と話していた。

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