1度に大物猪2頭 126キロと120キロ 青垣・神楽で

2018.11.24
ニュース丹波市地域

グループで126キロと120キロの大物2頭を仕留めた猟師たち=兵庫県丹波市青垣町大名草で

狩猟解禁から最初の週末の11月17日、兵庫県丹波市青垣町神楽地区の惣持、小稗、大稗で126キロ、120キロの大物2頭を含むオス5頭、総重量300キロ以上が仕留められた。ハンターは、幸先の良いスタートに気を良くしている。

狩猟に青垣に30年通っている浦崎攻治さん(74)=同県三木市吉川町=をリーダーとする10人が犬を使った「追い山猟」を展開。同じ山で1度に大物2頭が立て続けに捕れた。

宮田克規さん(70)と谷石昌一さん(66)=同=が一頭ずつライフルで仕留めた。宮田さんは「いつも通り、来た来た、という感じだった」とニンマリ。谷石さんは「巨体が走るので、ドドドドと地響きがした」と笑っていた。

飼料用の稲を食べるなど近くでイノシシによる農作物被害が出ており、猟に参加した小谷隆司さん(77)=同県丹波市青垣町山垣=は「相当この辺りを荒らしていた。みんな助かるだろう」と喜んでいた。

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