【センバツ】京都200勝ねらう福知山成美 ベンチの3選手も「チームに貢献したい」


夢の舞台「甲子園」出場へ意気込む(左から)谷掛君、阪谷君、橋本君=京都府福知山市堀で

 第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)の4日目第1試合に登場する京都代表・福知山成美。同校には兵庫県丹波地域出身の3選手もおり、臨戦態勢で出場をねらっている。京都勢は春夏甲子園通算200勝に王手をかけており、日程的には3日目第1試合の龍谷大平安が「有利」だが、成美は筑陽学園(福岡)と対戦、甲子園で旋風をふかせる―。

 同県丹波市の橋本翔生君(3年)と同県篠山市の谷掛元基君(同)は、篠山市を拠点とする中学硬式チーム「ベースボールネットワーク」の出身。丹波市の阪谷奨真君(同)は同市立市島中学校軟式野球部の出身。いずれも秋季大会ではベンチ入りを果たした。

 投手の橋本君はサウスポーからストレート、スライダー、フォークなどを繰り出す。秋季京都大会1次予選の京都府立工業戦で先発したほか、府大会(2次予選)決勝の京都国際戦では5回一死3塁のピンチから登板。見事に後続を断ち、9回まで1失点に抑え優勝を手繰り寄せる活躍を見せた。「投げるチャンスがもらえたら、やってきたことを全部出し切りたい」と意気込む。

 阪谷君は強肩の捕手で、秋季京都大会1次予選の京都府立工業戦で橋本君とバッテリーを組んで先発。秋季大会はこの1試合のみの出場だったが、リード面では投手とのコミュニケーションを大事に、それぞれの良さを引き出すことを心掛けているという。「甲子園出場は小さいころからの夢。もちろん試合に出て、ヒットを打ちたいし、盗塁も防ぎたい」と話す。

 谷掛君は一塁手。秋季大会の出場はなかったものの、チーム一のムードメーカーとして伝令役を務めた。打者としては初球から積極的にスイングし、内野の間を抜く鋭い打球が持ち味。「チームで一番声を出して盛り上げている。秋季大会は試合に出られず悔しい思いをした。甲子園で出場できれば、自分らしいプレーでチームに貢献したい」と力を込めた。