住民とほぼ同数「かかし」で村おこし スタンプラリーも

この記事は約2分で読めます。

自治会館の縁側で、家族でごちそうを囲むかかしたち=2019年3月13日午前11時9分、兵庫県篠山市市野々で

兵庫県篠山市市野々で、住民有志が手作りしたユニークなかかしの展示が始まった。市内各地で開催される「丹波篠山ひなまつり」(同実行委員会主催、16―24日)に合わせて展示しており、今年で5年目。地区一帯に住民の人数とほぼ同じとなる55体のかかしを並べている。これまでは自治会館周辺を中心に展示していたが、今年は製作者の自宅の軒先など集落全体に分散。初の試みとして「かかし巡りスタンプラリー」を実施している。

ブランコに乗って遊ぶ子どものかかし

自治会館内には、ごちそうを囲む家族、周辺には立ち話をする男性と女性、孫のおもりをするお年寄り、釣りやブランコを楽しむ子どもたちなど、農村の風景に溶け込む動きのある展示が特徴。今年は城東小学校2年生の作品も特別参加している。思わずにやりとする趣向が人気で、来場者がかかしと記念写真を撮る姿も見られる。

同集落には34世帯59人が暮らす。同地区有志でつくる「かかしの里づくりプロジェクト」のメンバーが中心となって製作。昨年の作品をリニューアルしながら年々少しずつ増やしており、集落の人口と同じ数になるまでは、もう少し。

同プロジェクト代表の村山紳一さんは、「当初から、住んでいる人の数に近づけたいという思いはあった。集落に子どもがいないからか、子どものかかしが多い。かかしに着せる子ども服がないので、勤務先の同僚に譲ってもらうメンバーもおり、調達に苦労しています」と笑顔だった。

かかし巡りスタンプラリーは、17、21―24日に実施。かかしのある3カ所を巡ってもらい、達成者にはかかしの写真入り缶バッジをプレゼントする。かまどカフェ、手づくり市、ミニライブ(21日)もある。

タイトルとURLをコピーしました